東京の港区のガールズバーの経営者が、従業員にバニーガールのコスプレで接客をさせていたが、風俗営業の許可を取らなかったとして、2021年07月02日までに、経営者の男性を逮捕したというニュースが御座いました。これって、ガールズバーとしての届けは出していたのかしら。
胸元にチップを挟むシステムでボロ儲けね
KYODO様の記事を読んだ私なりの感想
これって、どうなのかしら。バー形態の水商売としての届出自体提出していなかったのかしら。
それとも、お客様の横に座った営業でもしたのかしら。
一応説明しておくと、バーとクラブの違いは、カウンター越しやテーブル越しに接客するスタイルと、お客様の横に座って接客するスタイルとでは、風営法の届出の番号が変わってくるのよ。
カウンターやテーブル越しだと、「接客」で、横に座ると「接待」になるのだって。
だから、バーとかだと基本的にカウンター越しやテーブル越しが基本で、扱いは飲食店ね。
横に座ると風俗、水商売になって「接待」になるから、こちらは基本キャバとかクラブとかがこれにあたるの。
おっぱい丸出しとか、おっぱい丸見えのシースルーだと、わいせつ行為に該当するから、それはそれでOUTだけど、バニーガールの衣装なら、服装自体に規制はないはずだから、どうなのかしらって思ってしまうわ。
お客様が、カウンター越しに、おっぱいにチップを挟むのであれば、微妙な処だと思うし、また挟み方にもよると思うの。
昔ながらの昭和のお作法だと、割り箸にお札を挟んで、扇子のようにして割り箸ごと差し込むってのが基本ね。
あと、お客様からのチップは、手で受け取らないで、口で加えて受け取るってのが、昭和のお作法よ。
中にはお大尽がいて、大衆演劇のお札のレイ（首輪）をかけてくれたり、背中に賽銭箱を背負ってウロチョロすると、酔っ払いが賽銭箱にお金を投じてくれる「酔っ払いホイホイ」なんてものもあったわ。
だから、詳しく状況がわからないと何とも言えない煮え切らないニュースだわね。
ただ、1年あまりでチップだけで4千万円も売上げるなんて、さすが酔っ払いホイホイの派生形だわね。
ってか、基本的にチップは、受け取った従業員のものなんじゃないのかしら。
店側が、チップ迄回収していたとなると、随分とセコい商売をしていると思うから、そういった意味では逮捕されても致し方ないわね。
デリホスと系列店の店でバーの場合横に座ったらNG
出張ホストや女性用風俗を経営している会社が、系列店として「バー」を経営していた場合、ホストやセラピストとその「バー」自体に遊びに行くのは構わないのだけど、ホストを横に座られたら接客ではなく、接待になるから、微妙なラインでOUTになる可能性はあるわよ。
だって、一応スタッフなんだし、「バー」なんだしさ。
まあ、「たまたま非番の時に」って逃げ口実が遣えるかどうかわからないけど、出張ホストの経営者がイベントを打ち出して、その会場が、系列店のバーの場合は、言い逃れが難しいのではないかしら。
その点も十分に注意するべきだと思うわ。
