出張ホストやレンタル彼氏は基本的に、お客様が直接ホストやレン彼に連絡を取って、ホストやレン彼とお客様が直接ご指名の取り決めを行います。当然、サイト管理者は介入しませんから指名料金の管理もホストやレン彼の裁量で値引きをすることが出来るのです。
サイト管理者が受付をするタイプだと気持ちが伝わらない
サイトの管理運営者が受付を行うタイプのサイトだと、ホストやレン彼はお客様から頂いた指名料金の中から規定のマージン分をサイトの管理運営者に支払うことになります。
そうなると、料金に関してはサイト管理者の裁量になるので、現場であるホストやレン彼の裁量が通用しなくなります。
「頻繁にリピート指名をしてくれるお客様だから、指名料金を割り引こう」とか、「今日はお客様との大切な記念日だから、指名料金を割り引こう」とか、「今日の指名は、ホスト側からお客様を誘って指名に応えて貰ったから、指名料金を割り引こう」と云った、お客様にとってはホストやレン彼の気持ちの一旦を垣間見ることの出来る、現場の活きた営業サービスが出来なくなってしまいます。
お客様はホストやレン彼といった、人間を相手にしているのですから、事務的なもので在り過ぎてはいけないのです。
規定料金より高く取るのは禁止だが、割引するのはOK
出張ホストやレンタル彼氏のサイトの規定料金より、高額の料金をお客様に請求するのは、詐称に該当するのでこれは絶対に行ってはいけないことです。
ですが、ホストやレン彼の裁量でサイトの規定料金より、値引きをして差し上げるのはいっこうに構いません。
寧ろ、この値引きされた金額こそが、ホストやレン彼とお客様の距離が縮まったと思われるお客様もいらっしゃることでしょう。
値引きを常習化しない&指名料金を無料にはしない
出張ホストやレンタル彼氏は、ホストやレン彼の裁量で指名料金を値引きすることは認められていますが、「値引きを常習化すること」と「指名料金を無料にすること」の2点は禁止されています。
値引きを常習化すると、値引きされた金額が当たり前になってしまい、値引きすることのホストからの気持ちや特異性が薄れてしまうからです。あくまで、ホストやレン彼の気持ちを強く表現する為にも、値引きをするには、記念日などの理由付けが必要になるのです。
また、指名料金を無料にすると、本当の彼女の感覚にお客様はなってしまわれます。本当の彼女と思ってしまわれると、「なんで彼女がお金を出さなきゃならないの」と云う結論に至ってしまいますので、必ず10円でも100円でも徴収して、ホストやレン彼とお客様との関係性を切ってはいけません。
因みにホストクラブの育て営業による育て期間は、店舗で酒を卸すという第三者的介入が入りますので、育て営業も成り立つのです。出張ホストやレンタル彼氏は、基本的にホストやレン彼が指名料金を丸々全額ホストやレン彼の収入になることをお客様も周知ですから、育て営業は通用しないのです。
規定の料金より高く取ることは禁止
ご指名の受付をサイトの運営管理者が行うタイプの場合は、総てが運営管理者に委ねられますが、ホストやレン彼がお客様とやり取りする場合は、料金に対してはホスト側に権限が委ねられていることは、ご理解いただけたかと思います。
但し、ホストやレン彼に権限が与えられているからと云って、何でも自由に出来るという訳ではなく、お客様から頂く、指名料金の上限に関してはサイトの規定金額を超えるような徴収や請求を行ってはいけません。
お客様は、出張ホストやレンタル彼氏のサイトのシステムをご覧になり、システムの規定金額を認証した上でホストを指名する訳ですから、サイトの規定の金額以上を頂くことは、お客様にとって詐欺かボッタクリ以外の何物でもないのです。
サイトの運営管理者が割引イベントを行った場合
ご指名の受付をサイトの管理運営者が行うタイプのサイトで、サイトが勝手に〇〇フェアや△△イベントと称して、指名料金の割引を行った場合、通常の売上収入との差額分のマイナス分は、サイト運営管理者が負担するのが、業界としての一般的なルールになります。
あくまで、ホストやレン彼から要請があって、割引分の負担をホストやレン彼が負う、または折半にするという契約が結ばれない限り、ホストやレン彼に負担を強いられるようなことがあれば、弁護士等に相談してみると良いでしょう。