女性用風俗、女風って女性の性産業に貢献すると同時に女性の性産業に対する開放を謳っているけど、目的そのものは良いのだけど、結局男性目線での性産業に対する開放だからダメなのよ。男性目線ってのは身体的な性欲の解放の事ね。
男性目線じゃトラブル要因にしかならない
現代ビジネス様の記事を読んだ私なりの感想
そもそもね、男性目線だと「その時点での身体的性欲の発散」が目的なのね。だから、行為に及んで発射してしまえば、それで満足って流れなのよ。その為「嬢」に対する認識は「妻」に対する独占と云うような認識がそもそもない環境下にあるから、他のお客様との嬢に対する「共有」認識が芽生えるわけ。
でも、女性目線だと「その時点での身体的性欲の発散は、今後も継続する精神的繋がりの確認」って精神的根本が根ずくから、「セラピスト」に対しても「夫」と同じように独占と云う認識が芽生えてしまうのよ。元々女性の方が「共有・共感」の認識は強いのだけど、その対象を他のお客様ではなく、セラピスト自身に向けてしまう訳ね。
だから、女性用風俗、女風って業者が頑張って宣伝するけど、いつも立ち切れで終わってしまうのよ。
イベントにお客様が来るのは当たり前よ。でも、同じようなイベントで男性客が集まるパターンとは意味合いが違うわよ。
女性客の心理としては、「女性用風俗、女風のセラピストなどに、落ちぶれているイケメン男性を私が救って、幸せな恋愛生活をおくるの。」だからね。
だから、あくまでも他の女性からもチヤホヤされるレベルの人気のあるイケメンでなくてはならないけど、他の女性は足蹴に扱って性行為もしないで、私とだけ性行為も行うってのでなければならないの。
セラピストの負担がデカくなって潰れる
身体的な性欲にしても男性は1発出せばスッキリして満足するでしょう。でも女性はそういう訳には行かないじゃない。盛り上がりはドンドンエスカレートするのだから。
で、セラピストが性行為を行うにして1日に何件のお客様の指名を請けるの?週に何件の指名を請けるの?体力的に持つの?で、その回答で出てきた状況で稼げるの?本業の影響も考えた?
身体的な体力でも負担のリスクは大きいわね。
それに、性感染症のリスクも大きいのだし。
で、厄介なのは精神的な問題よ。
男性と女性の性行為に受け止めかたの違いは、「女性はあくまで、男性にやらせてやっている」なの。
つまり、男性はやらせて貰っているという感覚だから、行為に対して女性は本来お金を払うのではなく、逆に貰っても良いと考えるの。
そして、大きな精神的な欠点があるのだけど、それはまたの機会に書くわ。