外国の諺に「嘘も100回言い続けると真実になる」「泣く子は餅を余計に1つ貰える」という諺があります。一時期、ホストクラブや出張ホスト・レンタル彼氏の中にもこういった諺を素で実践するホストやレン彼がいますが、決してお客様は騙されている訳ではないのです。
お客様は寛容に同調しているだけ
ホストは上手に嘘をつくことが必須とホストクラブで習うケースがあります。
「真実の中に、多少の嘘を練り込むと嘘がバレにくい」
「同じ嘘も繰り返し云い続ければ信じるようになる」
「お客様がご自身で解答を結論付けた嘘は騙されたと気づきにくい」
という3パターンが定番ですが、決してお客様の人柄がよくて直ぐに信用しているという訳ではありません。お客様が単純にそのホスト・レン彼さんの事が好きでハマっていて、親睦や絆を更に深める行動の一環として、同調しているだけです。
ですから、上手な嘘で騙してホストにハマるのではなく、ホストにハマっているから嘘でも受け入れるという方が近いと云えるでしょう。ですので、ハマっているお客様に対しては嘘はつかないで、正直に気持ちを伝え同調をして貰えるように振舞った方がよりお客様の気持ちは高まるでしょう。
真実に多少の嘘を盛り込む
一度に沢山の情報を入手した時、その情報が本当か嘘か判断するのには困難を伴います。その為、嘘の中に真実が含まれていて、お客様がその真実の部分を周知であれば、その真実の部分を見て全体的に総てを真実であろうと判断してしまうと云うことです。ですが、後程、冷静に部分毎に確認をすると、嘘の部分はバレてしまうので、注意が必要です。
外国の諺の実戦
「嘘も100回言えば真実になる」と云うのは嘘で、嘘は嘘です。何万回云っても真実にはなりません。ただ、事実を知らない人間が短期的には騙される場合もありますが、長期的ビジョンで観れば信用を失くしますのでマイナスであると云えるでしょう。それであれば「泣く子は餅を余計に1つ貰える」という諺の方を実践した方がホスト・レン彼としては得があると云えるでしょう。
ただ、これは本当に駄々をこねて、「喧しいし面倒くさい」を理由にするのではなく、「情に訴えて可哀想だし好きだから仕方ない」という理由にしないと、嫌われる原因になるので注意が必要です。
嘘の導きはお客様に間違った解答をださせること
一番嘘とバレずに、また嘘と理解していながら撤回しずらくする嘘は、間違った解答をお客様ご自身が導き出させるということです。
つまり、これは複数のホストやレン彼が協力して、「誘導したい間違った解答」が答えになるように、様々なパーツごとの情報や問いかけをお客様にすることで生み出されるのです。
様々な処から入手する色々な状況や情報が紡ぎ出す中で、お客様ご自身が解答と思って出した答えこそが一番破られにくい嘘と云えるのです。