１９９０年代に横行した出張ホスト詐欺・レンタル彼氏詐欺ですが、現在の出張ホスト詐欺・レンタル彼氏詐欺とは多少異なり、ホスト応募者から登録料などの金銭を徴収しないパターンも多く存在しました。全く指名が来なくて金銭を徴収されただけと云うような甘いものではなかったのです。
昔流行った出張ホスト詐欺・レンタル彼氏詐欺の王道パターン
１９９０年代に出張ホスト詐欺、レンタル彼氏詐欺が横行した時代がありますが、現代のようなホスト応募者から登録料などの金銭を徴収し、そのままお客様のご指名もなく無しの礫で終わるというような、甘いソフトタイプの詐欺はそれほど主流ではありませんでした。
中には、ホスト応募者から登録料や紹介料などの金銭を徴収するケースもありましたが、基本的には、その段階で金銭を徴収するものではありませんでした。
実際に指名客と云う人物から指名が入り、「そのホストを気にいったから専属契約を結びたい」と指名客が云っているからと称し、保証金として数十万円の保障金をせしめる処から始まります。
そして、保証金をホストが運営者に払った次の指名で、指名客の態度が激変してホストの前で、管理者に「ホストの態度が悪いとクレームをつける」のです。
結果、その指名客はその出張ホストクラブ自体を利用するのを辞めるという流れになり、上客を失くしてしまったので、ホストには「出張ホストクラブに多大な損失を出したから、数百万円の賠償金を払え」と云ってくるのが、王道パターンと云えます。
実際にお客様を怒らせたら罰金や責任を追及されるのか
現在の出張ホストやレンタル彼氏、女風などの女性用風俗（メンズデリ）の場合は、どうなのかといいますと、例え極太客であったとしても、お客様を怒らせたからというだけの理由で賠償金の請求や責任を取らせることはありません。
もし、そのようなケースに遭遇した場合は、典型的な詐欺の可能性があるので、警察へ通報するか弁護士に相談すると良いでしょう。
実際の処、メンタル的に病んだお客様もおられますし、ホストに無理難題を提示するお客様もおられます。また、妄想癖のお客様もおられますので、ホストに責任を追及しなければならない内容でも、物的証拠や双方への確認が行われます。
出張ホスト・レンタル彼氏を応募する際は、痛客とのトラブルになった場合の運営者側の対応の指針について、ホスト応募者は確認を取ると良いでしょう。
サイト管理者の方針にクレームを付けてくる場合
レンタル彼氏・レン彼の多くのサイトは、レン彼とお客様が個室で二人きりで会うことを禁じているサイトが多く存在します。
しかし、それを承知の上でレン彼と二人きりで個室で会うことを求め、レン彼に断られたら運営者にレン彼の態度が悪いとクレームを入れるケースなどは日常茶飯事に存在します。
また、女風・女性用風俗（メンズデリ）などの場合は、法律に触れる本番行為を求めて、断れば態度が悪いとクレームを入れ、応じると強姦されたから警察に訴えるという手段に出られるケースもあるのです。
ですから、単純にホスト・レン彼・セラピストが悪いという判断になることはなく、詳しく調べて適切に対応する必要がサイト管理者には求められるのです。
