出張ホスト業界が公に正式に認可された1999年12月以降、20年以上の月日が経過しているのにも関わらず、相変わらず出張ホスト詐欺やレンタル彼氏詐欺、女性用風俗内でのトラブルが後を絶ちません。出張ホストやレンタル彼氏、女性用風俗を応募する時は、事前にしっかり調査することが重要です。
法律的なチェックポイント
出張ホストやレンタル彼氏、女性用風俗を運営する場合は、地元の警察署の生活安全課に行って、公安委員会への届けになる「無店舗型性風俗特殊営業の届出確認書」を取得しなければなりません。
「インターネット異性紹介事業」の届出ではダメです。
あくまで、金銭の授受を伴う業務ですから、「無店舗型性風俗特殊営業の届出確認書」でなければなりません。
また、サイトに届出確認書の受理番号のみを記載しているケースが見受けられますが、番号だけなら適当な番号を幾らでも記載が可能です。
無店舗型性風俗特殊営業の届出確認書の提示を求められたら、運営業者は拒否することは、法律上できませんので、応募を検討の際は、届出確認書を確認すると良いでしょう。
また、動画配信やライブチャット、DVDなどを販売したりする場合は、「映像配信型性風俗特殊営業の届出確認書」が必要となります。
動画配信やライブチャット、DVDの販売を行っていた場合は、こちらの届出確認書も確認すると良いでしょう。
ホストクラブ等の店舗モノの運営の場合は、風営法の許可証が必要となります。
風営法の許可証は、業種によって番号区分が違いますので、正しくホストクラブの番号で取得しているか確認をしましょう。
出張ホストやレンタル彼氏、女性用風俗など、ホストクラブ等も含めて年齢制限があります。
満１８歳未満の人間と、高校生はホストやレン彼、セラピストになることが出来ません。
通信教育などでも、高校生は一切ダメです。
また、外国籍の人間の場合は、「職業制限のない」在留カードが無ければなることが出来ません。
サイトや店舗に所属するホストやレン彼に、外国籍の人間や年齢の若そうな人間が所属している場合は注意しましょう。
その他、宣伝広告や看板の設置につきましても、事前に申請が必要とされますので、こちらもチェックポイントになると云えるでしょう。
応募する際に気を付けるポイント（ウリ専と間違えない）
出張ホストやレンタル彼氏に応募する際に気を付けるポイントとして、出張ホストやレンタル彼氏は、女性のお客様を対象とした業者と、男性同性愛者のお客様に性的サービスを提供する業者とがあり、どちらも出張ホストやレンタル彼氏と名乗ります。
見分け方として、新聞などの三行広告はほぼ男性同性愛者向けの出張ホストやレンタル彼氏です。
また、サイトにも特徴があり、スタッフのことを女性客向けは「ホスト」と呼び、男性同性愛者客向けは「ボーイ」と呼びます。
また、キャストの源氏名が名前と苗字の構成になっている場合は女性客向け、名前だけ苗字だけの場合は男性同性愛者客向けとなります。
その他、サイトのキャストの宣材写真（プロフィールの画像）が、裸体のものがメインとなっている場合は男性同性愛者客向けです。（女性客は直接的なエロ表現を嫌う傾向にあります。）
その他、「ゲイ、バイ、ノンケ」と云った表現や、性器の長さ、「タチ、ウケ」などの表現が含まれる場合も男性同性愛者客向けとなります。
応募する際に気を付けるポイント（詐欺サイトと間違えない）
出張ホストやレンタル彼氏に応募する時に、登録料、掲載料など様々な名称を使用して、応募者から金銭を徴収するサイトは、詐欺とは言い切れませんが、「お客様のいない稼げないサイト」であると云えます。
お客様がいなくて、売上が立たないからこそ、応募者から金銭を徴収することになるのです。
また、お客様のプロフィールがホストの元に送られてきて、その中からホストが選ぶというシステムはあり得ません。
第一に、選ぶのはお金を払うお客様であって、ホストにそのような権限はありません。
お金と云う対価を払われるのですから、ホストに選ばれるなどと云うことはあり得ないのです。
また、お客様が自分の個人情報を、どこの誰かもわからない男性に晒したりしません。
まして、金銭に余裕のあるセレブであればなおさらです。
個人情報を知られる煩わしさを嫌うからこそ、お金で解決出来る出張ホストやレンタル彼氏を利用するのです。
探偵ファイル様による、典型的な出張ホストやレンタル彼氏詐欺会社の調査記事
