出張ホストは賞賛や正義ではお金を稼げない現実

イケメン 出張ホスト・レンタル彼氏

出張ホストやレンタル彼氏は、お客様とホストの人と人との繋がりが重要な世界ですから、当然お客様はホストやレン彼の人となりをご指名の際の判断材料にしますし、評価の対象としても見ています。ですから誠実であること、正直であることは美徳と云って良いでしょう。

正直であることは美徳だが稼げるかは別の話

ホストやレン彼が正直者であることは、美徳であり賞賛すべき人格の一つであると思いますが、必ずしも正直者がお客様からの評価を得られるとは限りませんし、まして大金を稼げるホストになれるかと云うと更に難しいと云えるでしょう。

その代表的なものがパネシャと呼ばれる宣材画像のことです。
宣材画像は、サイトのホストのプロフィール欄に掲載されるホストの画像のことです。
お客様のご指名の基準は、先ずこのパネシャと呼ばれる宣材画像にあり、この画像で8割、9割は指名されるか否かが決まってしまいます。
女性用風俗、女風のように、公序良俗に適切ではない業界などは、世論を鑑みてセラピストの宣材画像にモザイクを入れたり、一部を隠したり、目線を入れたり、様々な形で容姿や顔の公開を避ける傾向がありますが、その隠すという行為自体がご指名の数を激減させているのです。
それでもセラピストは「淡い期待でご指名があるかも知れない」、「お客様が問合せくれるかも知れない」、「問い合わせた時に画像をメールで送ればよい」等と考えがちですが、そのような期待は水泡に帰すと思って間違いはないでしょう。
なぜなら、他のサイトや他のセラピストに、容姿や顔を公開している人物が沢山いるので、そちらから選んだ方が手っ取り早いからです。

それと同様に、スタジオや写真館で宣材画像を撮影すると、「修正しているかも知れない」、「加工が激しすぎて詐欺かも知れない」、「奇跡の一枚かも知れない」から、スマホ等で撮影した自撮り画像をプロフィールの画像にして欲しいと要望されるお客様がいらっしゃいます。
確かに、お客様にとっては余計な時間や指名してハズレた時に負担は軽減されますし、ホストの人となりも立派だと思いますが、それだと「指名の問合せの連絡にかすりもしない」という現実しか残りません。

お客様は、加工画像詐欺で騙されるかもしれないと思いつつも、スタジオや写真館で撮影したホストの宣材画像を見て、期待感をいだきながらホストやレン彼に問合せをするのです。
ですので、ホストやレン彼は、「スマホの自撮り画像を掲載する」などと云った受け皿をあえて狭くする必要は何処にもないのです。

また、宣材画像に限らず、正直であってトラブルを引き起こす可能性があります。
レンタル彼氏などは、「疑似恋愛」がご利用の目的ですから、お客様の「彼氏」を演じなければなりません。その中に、お客様の望まない現実が混ざっていては、お客様の夢が醒めてしまうというものです。

例えるなら、お客様からご指名の連絡が入ったが、既にその日は他のお客様のご指名を請けてしまっていた場合、素直に先客がいるでは、「お客様より先客の方が大切なの!?」という話になります。
単純に受付をした順番であっても、お客様にとっては、「彼氏との恋の時間」なので、順番など関係ないし、ご自分が優先されないと不満に感じるものなのです。
ですから、正直ではないが、お客様が納得と理解をされる回答の方が正直な回答より、はるかに望ましいのです。

因みに、お客様のご指名日にリアルにホストの母親が他界され、急遽葬儀に出席する旨を伝えてお客様にキャンセルを申し出たホストがいましたが、お客様は「自分の母親が死んだ程度の事と、私とのデートではどちらを大切かわからないのか」とホストのキャンセルを非難した話も業界の中には存在します。出張ホストやレンタル彼氏はそういう業界なのです。

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