出張ホストやレンタル彼氏は、お客様とのトーク技術が求められる為、お客様の趣向に合せて様々な情報を日々収集して、お客様との会話について行かなくてはなりません。ですが、その上で自分の知らない話題を振られてきた場合は無理に話を合わせるより知らないと素直に云いましょう。
話題を知らないことより、その後の方が重要。
お客様との会話において、日々女性が好むようなファッション関連の話題や芸能関連の情報は、ネットや週刊誌などから常に情報を収集しなればなりません。
しかし、膨大な日々の情報を全て把握するなど、不可能なことなのです。
ですから、お客様から振られた話題に対して、「知らない」場合は「知ったかぶり」をしたり、適当に話を合わせるより、素直に「知らない」と云いましょう。
ヘタに話を合わせて、話しがちぐはぐになる方が、お客様の気持ちが萎える可能性は高いです。
ポイントは、「知らない話題」を振られたあとの対応の仕方によるのです。
お客様は、「ご自分の話をホストやレン彼に聞いて貰い、共感して貰いたい」と思っておられます。
ですから、適当に合わせると「逆に適当に話を合わせて時間を潰そうとしている」と感じられるのです。
ですから、自分が知らない話を振られた時は、「知らないけど、興味があるから教えて」とお客様に聞けば良いのです。
そして、お客様の話の内容から、お客様がどう感じていらっしゃるのかを判断して、お客様の考え方に共感してあげれば良いのです。
但し、この「知らないから教えて」が使えない事例があります。
それは、既にお客様から聞いたことのある話題です。
一度、お客様からレクチャーを受けたのにも関わらず、再度「知らない」を出すと、お客様は「人の話を聞いていない」と幻滅してしまいます。
ですので、お客様から伺った話は、ご指名が終わった後に再度復習するように心掛けましょう。
お客様から話を聞くということの応用編
人間は、基本的に他人に自分の知っている知識を説明することに対して、喜びや悦に感じられる場合が多くあります。
ですから、「お客様に教えて貰う」と云うのは最高のトーク術であるともいえるのです。
(但し、やり過ぎはダメです。状況や頻度は考慮して、ここぞという場面にのみ使用しましょう)
最初にお客様からメールやSNSでご連絡が入り、そのままメールやSNSで暫くは連絡の取り合いが続きます。
そして、出張ホストやレンタル彼氏は、お客様と電話でお話をするように持っていき、電話でお客様と打ち解けた状態にならなければ、お客様からご指名を頂くのは難しいと云えるでしょう。
では、いつまでもメールやSNSでのやり取りばかりで進展が望めない時に、この「お客様に教えてもらう」が役に立つのです。
メールやSNSだと、文字数に制限があったり、文字を打つのが大変になってくる場合があります。
特に物事の説明や解説になると文章が長くなる為、より大変さが増します。
そんな時、「説明を打つのが大変なら、電話で話しますか」と云うと、応じてくれる可能性が高くなります。
これと同様に、お客様からご指名を頂きたいとき、電話で説明するのが難しいものをお客様にお伺いすると、実際に会って説明して頂ける場合も生まれてきます。
あまりやり過ぎると世間知らずなバカと思われます。
あまり、お客様へお伺いすることをやり過ぎると、世間知らずのバカと思われたり、面倒くさい相手と思われる場合があります。
このような評価をお客様に思われないようにするためには、「お客様を慕っている」という感情を込める事と、教えを頂いたらキチンと御礼と感謝の意をしますことが必要になります。
また、次回お客様とご連絡を取った際にも、お客様から教えを頂いたことで、学んだ成果や内容をご報告することにより、お客様も「苦労したけど、教えてやって良かった」と感じるようにしなけれなりません。
この時、ちょっとした御礼の気持ちをプレゼントするのも効果があります。
御礼のプレゼントは高価なものでなくて構いません。感謝の気持ちを表すことが重要なのです。