ホストクラブでは、ホストの業務の一つにキャッチと云うものがあります。これは街頭でホストクラブのお客様になってくれる女性をGETすることです。またホストクラブには強制指名日と云うシステムがあり、この強制指名日にはお客様をホストクラブに呼ばないと罰金になります。
キャッチと強制指名日がプレッシャーになる場合がある
所謂、人気のないホストにとってはキャッチと強制指名日が、プレッシャーになっているケースも多く、お客様を掴まえないといけないという焦りが、相手にも滲み出るように伝わって余計に避けられてしまうケースも多々あるようです。
キャッチはキチンと区分をすること
ホストは街中に出て、ホストクラブに来てくれそうな街ゆく人に、声をかける業務がありますが、厳しい店舗などでは、お客様をGET出来なければ店に戻ってくるな等のプレッシャーを与えて、結果一日中、街頭で声をかけまくる結果に終わり、しかも歩合制なので給料にならない場合もあります。
まず、キャッチで理解しておくことは、ホストクラブにお客様を呼ぶだけではダメということです。
折角、ホストクラブに来てくれるというお客様を掴まえても、自分の指名客にならなければ、他のホストに取られるだけで、徒労に終わります。
ですから、キャッチは声をかけてホストクラブに来て頂くのではなく、自分を指名する段階まで仲良くなってからホストクラブに来てもらうようにしなければ意味がありません。
単純に、ノルマ的な要素でキャッチをしなければならない場合は、それこそ誰でも良いという感じになります。
自分の顧客にしておくと良い3種類のお客様
ホストを行う上で、自分の指名客として、キープして末永くお付合いをしておくと良いお客様の種類が3種類あります。
一つは、闇金さんです。ホストの売上の基本は売掛で、売上を上げることになるのですが、この売上を回収できなければ、ホストの負担となってしまいます。
また、売掛の回収を渋られたり、トラブルに巻き込まれたりすると、プライベートの時間を削るハメになり、他のお客様への営業にも支障が生じてしまいます。
ですので、売掛の回収が難しい場合は、とっとと馴染みの闇金に債権を譲渡してしまった方が何かと得です。
二つ目は、ゲイバーのママ、若しくは店子です。但し、人気の高いコミック系(汚れ系)に限ります。
トーク術の高い、コミック系(汚れ系)のゲイバー(観光バー)には、「おこげ」と呼ばれる女性客が必ずいます。
ゲイバーのママ、若しくは店子を、自分にハマらせることが可能であれば、強制指名日などで、顧客が見つからない時などは、ゲイバーのママや店子さんが、自分の「おこげ」の女性を伴ってホストクラブに来てくれる場合があります。基本的にゲイバーのママや店子は、義理堅い方が多いですし、ハマってしまえばトコトン協力してきます。
また、ゲイバーのママや店子にとって、「おこげ」はお客様であって恋愛の対象にはなりませんし、「おこげ」側からしても恋愛の対象ではないので、仲違いすることもなくホストクラブに運んでくれます。まして、同伴で来る場合は代金を「おこげ」に払わせる場合もあるので、割とハードルは低めと云って良いでしょう。
三つ目は、ネットワークビジネスやカルト宗教にハマっている人です。
この人たちは、ネットワークビジネスの方は自分の子になる人を、カルト宗教の方は信者の獲得に余念がありません。その為、子や信者になりそうな勧誘が出来る可能性があれば、労力を惜しみません。
こちらは、何度も足しげく通って勧誘するということを狙ってはいけません。
単発で1回きりで、「初回料金で費用も掛からない」ことを条件に、呼び寄せて、他のホストを勧誘させるという形になります。
勿論、これでお客様に出来ればホスト側の勝ちですが。
売れないホストが人気ホストになることは出来るのか
方法があるか、無いかと云えばあります。
しかし、その方法を「やろうとしない」、「抵抗やプライドがあって出来ない」、「ホストで食べて行こうと云う気持ちが欠けるから出来ない」と云う形で、「無い」と云う結論に至るケースになります。
結構、ディープな方法なので、又の機会にコチラの解説を致します。