出張ホスト・レンタル彼氏はインターネットを媒介に広まった業種です。ですので、店舗型のホストクラブとは違った環境やシステム、問題点などが生じる場合があります。金銭の授受の伴う産業としての業種ですので、悪戯などには毅然と対応しなければなりません。
出張ホスト・レンタル彼氏はれっきとした性風俗産業です
出張ホスト・レンタル彼氏の中には、デート専門のサービスを行い、性感サービスを行わないサイトや店舗も沢山存在します。では、そうしたデート専門の出張ホスト・レンタル彼氏は性風俗ではないのかというと、れっきとした性風俗産業の一種となります。ですので、活動を開始する為には、公安委員会に「無店舗型性風俗特殊営業」の届出許可が必要になるのです。
金銭の授受が伴いますので「インターネット異性紹介事業」の届出ではダメです。また、動画サイトにホストの動画を投稿して宣伝する場合は、「映像配信型性風俗特殊営業」の届出も必要になる場合があります。
また、１８歳未満の方や高校生の利用やホストやレン彼としての活動も法律で禁止されていますし、就労制限のない外国人の活動も出来ません。
出張ホスト・レンタル彼氏は、風俗産業ですから、警察に指摘を受けた時「知らなかった」「１８歳以上だと思っていた」などの言い訳は通用しません。ですから、より明確に、より確実に、過ちの無いように活動しなければならないのです。
明確な確認と金銭の受領が必要
お客様に１８歳以上で高校生ではないことを確認しない限り、正式にご指名を請けてはいけません。これは法律で定められていることですので、「お客様の期限を損ねると困るから、確認出来ない」ではなく、初回のお客様にはキチンと確認を取るように心掛けましょう。これは、ホストクラブでも普通に行われていることですので、卑下する必要はありません。
また、金銭を支払わずに逃げる方もおられます。必ず初回での指名の場合は、最初に会った時に先渡しで代金を頂くようにしましょう。時間の延長があった場合は、終了時に改めてその金額分を受け取れば良いだけです。
ライブ中継配信だけで油断しない
時折、男性同性愛者の方が、高額の金額をホストに提示してライブ中継配信で、自慰やアナルを見せたら、提示の金額を振り込むと云って、ホストに誘いをかけてくるトラブルが発生しています。また、ライブ中継配信であれば実際に会うこともないので危険性はないとホストを安心させるようです。
動画投稿サイトなどでも見受けられる事案ですが、実際にこの男性同性愛者から金銭が振り込まれる事は無いようです。また、ライブ中継配信中の動画をネタに強請るという話やゲイ向けのアダルト動画に投稿したり、販売するという話もホストより聞き及んでいます。
こういった方のライブ中継配信の依頼を請ける請けないはホストの判断次第ですが、必ず金銭の振込は確認した上で行動するようにしましょう。最近の金融機関の振込は夜間や休祝日でも振込入金が確認できるようになってきていますので、滞ることはまずありません。
ウリ専やホモビデオ男優、女性向け風俗はリスクが大きい
一般社会の認識では、男性が女性のお客様に対して接客する業種として、大きな括りではホスト、出張ホスト、レンタル彼氏、女性向け風俗などが含まれますが、現実的には性行為を行う産業と、デートのみを謳う産業とでは大きな隔たりがあると云って過言ではありません。
ホストや出張ホスト、レンタル彼氏であれば、まだ世間的にも寛容になれる部分はありますので、ホストや出張ホスト、レンタル彼氏を辞めた後でも一般企業に就職することは然程難しくはありません。
しかし、女性向け風俗やウリ専、ホモビデオ男優を行った後では一般企業に就職は難しいと考えた方が良いでしょう。
女性向け風俗よりウリ専の方が厳しいですし、ホモビデオ男優であれば更に世間的な印象は厳しいものとなると云えます。
ですので線引きとして、ホストやデート専門の出張ホストやレンタル彼氏までに留めておくと良いでしょう。
