出張ホストやレンタル彼氏は、商品としての物品がなく、ホストやレンカレ自身のサービスや接客姿勢が実質的な商品に置き換わると云って良いでしょう。その為、出張ホストやレンタル彼氏は、常にお客様がどうした接客やサービスを受けると喜ぶのかを調査しなければなりません。
お客様個々の感情もあるが、一般的な感情も把握
お客様各位においても、個々の感情や特徴などはありますし、状況などのシュチュエーション等によっても変わってきますが、それでも全く把握しないで接客を行うより、多少なりと気持ちを把握する努力を示すのでは、大きな違いが生じてきます。
それは、一般的な女性の感情を把握するだけでも、大きな流れは掴めるキッカケになりますので、常に女性の喜ぶ気持ちや感情を考えて行動を取るように心掛けましょう。
気を遣ってくれる
ホストやレン彼の基本中の基本です。お客様に対してのサービス、接客業ですから職務ということを忘れずに、お客様に対しては常に気遣いの姿勢が重要です。
中には、「気を遣わなくて良いから」と仰られるお客様もいらっしゃいますが、それはホストやレン彼の気遣いの仕方が露骨だということです。
お客様に気取られることのないように、自然な振舞としての気遣いが出来るように心掛けましょう。
誉めてくれる
人間誰でも、他人に褒めて貰う事を嫌がる人間はいません。ですから、お客様に対しても褒めることを躊躇してはいけません。
但し、表面的な事や浅い部分ばかり褒めると、お客様は逆にホストやレン彼が、おべんちゃらで褒めていると勘繰ってしまいます。
ですので、お客様の心情を考え、その行為に至った経緯や部分など、お客様の行動などにおいて心に刺さる部分を褒めるようにしましょう。
抱きしめてくれる
お客様はホストやレン彼に対して、憧れなどの感情や疑似恋愛のトキメキを求められている部分があります。
ですから、特に色恋営業をされているケースなどでは、お客様をギュッと抱きしめる行動は、お客様の乙女心を引き出してくれる効果が期待できます。
但し、抱きしめる行為に、エロさが混ざってはダメです。下心が滲み出ると逆にお客様をしらけさせる結果となります。
また、時と場所も考慮しましょう。特に世間体を気にされるお客様に対しては特に、場所や時間帯など、周囲の目線には気を付けましょう。
引っ張っていってくれる
ホストクラブの営業スタイルに「オラオラ営業」と云うものがあり、この「オラオラ営業」を好むお客様が一定数いらっしゃるのと通じる事なのですが、お客様の中には自分の主張で先導するより、ホストの先導に寄り添いながら付いていくスタイルを好まれるお客様がいらっしゃいます。
これは、古来からの「女性は男性についていくもの」と云うスタイルを好まれている傾向にありますので、こういったお客様に対してはホストやレン彼が主導権をもって、リードして差し上げましょう。
但し、いくらホストやレン彼が主導権を持ってリードするからといって、自分の好みでリードしてはいけません。
あくまで、お客様の好みそうな処を、ホストが主導権を持ってリードするということなのです。
また、自分が気に入っているからと云って、同じところに何度も通うのもあまり良いものではありません。
解りやすく具体的に例えると、オタクのホストが、お客様を指名の度に同人フィギュアの店にばかり連れて行くようなことをしてはいけないということです。
適度に家事を手伝ってくれる
お客様がホストやレン彼を、ご自宅に指名で呼ぶケースがあります。
基本的には、ホストやレン彼を「客人」扱いで呼ぶのですが、あまりお客様の家で寛ぎ過ぎると、「お金を払っているのに、何もしないでふんぞり返っている」と云う不満感が湧いて出てくるケースがあります。
ですので、あくまで接客するのがホスト側である事を忘れずに、お客様のお手伝いが可能な部分は、お手伝いをするように心掛けましょう。
但し、お客様の中には、他人に自分の家を触って貰いたくない方もいらっしゃいますので、必ずお客様に「何かお手伝いでもしましょうか」と聞いて、指示された事柄に対してのみお手伝いをするように頃がけましょう。