KADOKAWAのレーベル・フロースコミック作品でComicWalkerほかで連載中の「江戸の花魁と入れ替わったので、花街の頂点を目指してみる」が2021年12月17日に発売になったというニュースがありました。歴史好きのキャバ嬢が江戸時代の吉原で花魁となり、吉原の頂点を目指すという内容の漫画だそうです。
花魁は風俗嬢よキャバ嬢なら舞妓や芸者か地方だわね
コミックナタリー様の記事を読んだ私なりの感想
こういう、背景や諸事情や歴史を無視したなんちゃって漫画って好きよ。
背景や諸事情、歴史を踏まえたらパワーが無くなってしまうものね。
奇想天外に、パワフルな展開を期待するわ。
因みに、キャバ嬢は「水商売」ね。
で、花魁は「風俗嬢」なの。所謂お客様と性行為を行うってやつね。
花魁の場合だと、所見で性行為をすることはないけど、3度目くらいには性行為は必須になるわね。
で、一般の方々って、「水商売」も「風俗」もごっちゃ混ぜにして「夜職」って括りにするでしょう。
でも、リアルでは「水商売」と「風俗」はバチバチの壁があるの。
キャバ嬢からしてみれば、「風俗嬢は誰とでも性行為を行うビッチ、不潔。」ってイメージが強いし、
逆に風俗嬢からしてみれば、「キャバ嬢などの水商売は、根性を据えて夜職に向き合っていない。」ってイメージかしら。
だから、キャバ嬢が花魁を目指すのであれば、余程の切り替えが必要になると思うわ。
因みに、江戸時代のキャバ嬢的な立ち位置だと、舞妓、芸者、地方辺りかしらね。
こちらは、性行為が伴わないのが基本だから。
それに、「吉原」って設定だけど、「吉原」と「新吉原」は別物だから、その辺の違いもハッキリさせるべきね。
あと「天然痘」が問題視されているけど、やはり「梅毒」の方がリアル感があるし、「ハンセン氏病(らい病)」の方がより確実よ」。後は過酷な環境に堕ちた売れない遊女だったら「結核」もありなんじゃないかしら。どちらにせよ、素人がワクチンなんか作れるわけがないのだけどね。
あと、着物はお客様がプレゼントしてくれるケースが多いの。
だから、着物に細工することは、お客様を侮辱する事になるから注意が必要よ。
まあ、こんな風にリアルを持ち出すと、パワーと華やかさが無くなるから、背景は無視でキラキラ街道を直進して頂きたいものだわ。