出張ホストやレンタル彼氏は、お客様あっての商売ですから、基本的にはお客様のご要望は出来る限りきいて差し上げるのが務めになります。また、「お客様は神様」と云う諺を悪用して無理難題を云ってくる方がいますが、これには間違えたポイントがあるのです。
「お客様は神様」と云う言葉の悪用をただす
痛いお客様や、メンタルヘルスの方などがよく使う言葉に「お客様は神様」だから何をしても良いと勘違いされる方がおられます。
これは、出張ホストやレンタル彼氏に限らず、サービス業や小売り店等では少なからず見受けられる事例かと思われます。
これに対して「神様は横暴をされません」とか「お客様は神様ではなくあくまでお客様です」と云う返答で対応すると良いとネット上でアドバイスが上がりますが、これではイマイチの部分があります。
なぜなら、神様にも不動明王のように悪人を罰する神仏がいますし、神様でないにしてもお客様に対しても敬った対応を取るべきと云われればそれまでです。
では、どのような返し方が正しいかと云うと、
「神様であるお客様である為には、相応の対価をお支払い頂くことで、ご要望もかないましょう」
と云うのです。
つまり、無茶苦茶なご要望を出されるのであれば、それを叶えるだけの金額を出せと提示することが重要です。
商売なのですから、需要と供給が基本です。その根本に則り、無理難題であれば、無理難題に相応しい金額を提示すれば良いだけのことです。
サービス業ですから、サービスそのものが業務です。これに価格を付けないで、無料で奉仕することがおかしいのです。
無法者を擁護することは、お客様への無礼
無茶苦茶な行いをするお客様を、野放しにすることは、他のお客様へのご迷惑にも繋がります。
確かに出張ホストやレンタル彼氏にとって、継続してご指名を頂けるお客様はありがたい限りですが、無茶苦茶な要望やストーカー行為などを行ってくるお客様を野放しに容認することは、他のお客様を危険にさらすことであると認識してください。
問題のある方は、ホストやレン彼に執着をしている分、そのホストやレン彼の他のお客様は、邪魔な存在以外の何者でもありません。ストーカー行為の対象が他のお客様にも及ぶ危険性すらあることを意識しましょう。
また、対価に見合う金額を出さずに、ホストやレン彼を振り回すだけのお客様を容認することは、他のまともに利用されているお客様への侮辱であることを理解しましょう。
お金を払わずに、ホストやレン彼を振り回せるのであれば、まともにお金を払うお客様は馬鹿馬鹿しく感じてしまいます。
また、ホストやレン彼に容認されることで、味をしめ、他のホストやレン彼にも同様の行為をしだすようになります。
「〇〇は、△△してくれた」等に言いふらしたりしますので、ホストやレン彼自体の活動に支障をきだす可能性も伴います。
リストカットなどにも載せられないようにする
ホストたレン彼を初めて、経験が浅い方にはよくあることなのですが、お客様が、リストカットの画像をホストやレン彼のメールアドレスやSNSに投稿してきたり、ビルから飛びおりると連絡を入れてくる場合があります。
これらの行為に動じて、他の業務を投げ出して駆けつけるようなことはしてはいけません。
クセになって、ホストを呼び出したいときに同じような手口を乱用するようになります。
基本的に、自殺をほのめかす時は、実際には死ぬ気はないと認識した方が正解です。
それでも、実際に自殺をしようとしている時は、ホストやレン彼が駆けつけるのではなく、警察や救急車に連絡して、淡々と事務処理的に対応をするようにしましょう。
あくまで、ホストやレン彼は、お金と云う対価を払うことで逢ってサービスを受けるものであって、それをねじ曲げてはいけないのです。