出張ホスト・レンタル彼氏の基本的マナー集の続編記事です。前回のマナーにしても、今回のマナーにしても、出張ホスト・レンタル彼氏であれば出来て当たり前のレベルです。このレベルが出来ないようではホスト・レン彼として人気を出すことは難しいと云えるでしょう。
荷物を持つ手の位置
これは、お客様の荷物、ホスト・レン彼のプライベートな荷物もどちらも該当するのですが、手で荷物を持つ場合は、お客様のいない方の手(反対側の手)で荷物を持つようにします。お客様とホスト・レン彼の間に荷物があることで、お客様は心理的に「壁を作っているのでは」と思われる効果があるので、よりお客様と打ち解ける為にはこうした心理学もマスターする必要があるのです。
因みに、リックサック等は、オタク的な要素が強く見受けられるのであまりお勧めしません。また、リュックサックだと、上半身の体積がリックの分、増えて見えますのでボテッとしたイメージをお客様に与えてしまいます。
店舗に入る時は扉を開けて扉が閉まらないように押える
お客様と店舗に入る際、必ず店舗の出入口ドアが自動ドアとは限りません。手動式のドアの場合は、ホスト・レン彼がドアを開けるようにしましょう。
また、ドアを開けるだけでそのまま通過してはいけません。ドアが自然に閉じないように、ホスト・レン彼がドアを手で押さえて、お客様が通過してから静かにドアを閉めるように心掛けましょう。
因みに、高級ブランドショップなどのように、ボーイや黒服が入り口に立っている場合は、店の店員に扉の開閉はお任せしましょう。
この場合は、スムーズなレディファーストが成り立ちますので、お客様の後ろをついていけばOKです。
食事の際に料理の出てくる順番
レストランで料理が運ばれてくる際、大皿の料理が運ばれてきた場合は、ホストが小皿にお客様の分を取分けて差し上げましょう。その際、お客様の好き嫌いも把握しておいて、なるべくお客様のストレスにならないように、見栄え良く配慮した盛り付けをするのがコツです。
ホストの料理が、お客様の料理より先に出てきた場合は、基本的にはお客様の料理も揃うまで先に食べてはいけません。
お客様が「先に食べて」と申された場合などは、「少しこちらの料理も食べてみる?」とお伺いして、小皿に分けて、お客様におすそ分けをすると、印象を悪くしません。
逆に、お客様の料理が先に出てきた場合は、「料理が冷めると台無しだから」と云って、お客様に先に召し上がられることをお勧めしましょう。