出張ホストやレンタル彼氏のご指名において、必ずと云って良いほどデート指名に含まれるのが食事です。リーズナブルな立ち食いから、高級レストランでのお食事に至るまでスマートにこなすことが求められます。食事も単純に栄養補給ではなく、演出の一部なのです。
高級レストランではスマートに振舞わなければならないが
お客様と高級レストランでお食事をする際、緊張のあまり挙動不審になってしまったり、委縮してしまったり、マナー違反、エチケット違反な行動はとらないように注意しましょう。
あくまで、ホストやレン彼一人での食事ではなく、お客様の同伴であることを意識して、お客様が恥ずかしい思いをしないように振舞うように心掛けましょう。
高級レストランなどでの食事は、いきなり豪華なレストランに赴くと、雰囲気にのまれてしまうことがありますので、プライベートな時間帯に何回か高級レストランを訪れて、場慣れをしておくと良いでしょう。
お客様とご指名の際のお食事をする練習や情報収集として、よく観察したり店員さんから情報や所作を伺っておくのも参考になると思いますし、一回の食事の価格なども知っておくと、大体の目安も把握出来るようになると思います。
マナー本やエチケット本に、食事の際のマナーや食器の扱い方を解説したものはありますが、本で覚えた情報と、リアルに体験する情報は開きがありますので、何回かは現場でならすことが必要だと思われます。
但し、お客様の前で「場慣れ感」を出さないようにする。
高級レストランでは、お客様の恥にならないように、スマートな立ち居振る舞いをしなければなりませんが、場慣れ感を出してはいけません。
それこそ、お客様が日常的に、高級レストランを使用されている方なら問題はありませんが、お客様が予算を遣り繰りして、奮発して高級レストランに連れてきてくれた場合、場慣れ感を見せるとお客様の張り合い感がそがれてしまいます。
ですので、お客様のお財布状況を察して、奮発されている場合には、緊張感や凄く喜んでいる感じをお客様に伝え、お客様も「連れて来たかいがある」と思える達成感を演出しなければならないのです。
レストランなどでの出張ホストやレンタル彼氏の基本事項
レストランのメニューから料理を選ぶ際は、お客様が主導で決める場合はお客様にお任せするのが基本ですが、ホストやレン彼も自分で選ばないといけない場合は、「なんでもいいです」や「お客様と同じ物で良いです」と云う回答は自主性がないと判断されます。
食べたいものは伝えた方が良いですし、アレルギー体質や好き嫌いもハッキリ伝えた方が良いです。
お客様のご予算を配慮する場合は、お客様が注文されるお料理より、心持ち料金の控えめの値段のものを選ぶと良いでしょう。
では、お客様と同じものを選ぶのがまるっきりダメかと云うとそうではなく、あくまで自主性があることを見せなければならないということなので、その料理を選んだ理由を添えると良いでしょう。
料理を選ぶ際は、いつまでもグズグズと決めかねてはいけません。
お客様の料理を選ぶスピードに合わせて選べるように心掛けましょう。
また、ウェイターやウェイトレスを、お客様が料理を決めかねている間に呼んではいけません。
因みに、ウェイターやウェイトレスを呼ぶのは、ホストやレン彼が行うのがエチケットマナーになります。
また、高級店では、ウェイターやウェイトレスと「目が合う」と来てくれるのが常識で、レストランの格式が一つ落ちると、「手を少しだけ上げる」と来てくれます。更に格が下がると声をかけると来てくれるという感じです。
ホストやレン彼の料理が先に来てしまった場合は、お客様の料理が揃うまで待つのが礼儀です。
お客様が「先に食べてください」と云ってきた場合は、小皿に料理を少しとりわけ、「ご一緒にちょっと召し上がってみませんか」とお客様が手持無沙汰にしないのが宜しいでしょう。
逆に、お客様の料理が先にきた場合は、「料理が冷めるので、お先にどうぞ」と勧めましょう。
「料理が冷める」等の理由付けもあると、お客様も行動に移しやすくスムーズに進みます。
大皿の料理を注文した場合は、ホストが小皿にお客様の料理を取分けて差し上げましょう。
その際、好き嫌いやアレルギー体質の素材を確認して、該当するものは外してあげましょう。
食事を食べ始める前は「いただきます」、食べ終わったら「ご馳走様」を言いましょう。
また、お店から出た時も再度、お客様に御礼の一言を添えるようにしましょう。
その他、醤油などを取って貰ったりした場合も感謝の言葉を忘れてはいけません。
床に落ちた場合は、いずれの場合でも拾って食べてはいけません。
テーブルや、マットの上の場合は、こぼした料理を食べる食べないは、お客様によって違います。
箸やスプーンなどの食器を落とした時は、ウェイターやウェイトレスが拾うのがマナーです。
お会計の際に、お客様がレジに赴く場合は、お客様のすぐ後ろについていてはいけません。
お客様の目線には入りつつもある程度の距離を保つように心掛けましょう。
