ホスト業界では、誕生日が複数あるのは、源氏名と一緒でお客様側にしても周知の事なんだけどね。素人が素人として行うから大火傷をしたって感じかしらね。因みに、ホストとしての誕生日を「ホス誕」、本当の誕生日を「ホン誕」、毎月物をねだるのを「祥月命日」と云うのよ。
警察もエグイ処を突いてきたわね
このニュースを見て、警察もエグイ処を突いてきたと思ったのが第一印象だわ。
おそらく、この男性はママ活の延長で、どこのホストクラブにも出張ホストにもレンタル彼氏にも所属していないママ活の延長だと思うけど、良くこのブログでも書かれる公安員会への届けを行わない違法営業の場合は、罰金刑で最大で50万円が限度なのよ。
でも、詐欺罪でしょっ引くことが出来れば、懲役刑で4年程度はぶち込むことが可能なのね。
しかも、品物でプレゼントとして貰っている訳だから、金銭の授受としては難しい側面があったのだと思うわ。
そう考えたら、かなりお上手な攻め方をしてきたと思うわ。
典型的なデート商法で稼いでいた感じね。それにママ活の要素を加えた感じかしら。
「ホス誕」と「ホン誕」と「祥月命日」について
ホス誕って云うのは、ホストとして設定された誕生日のことね。通常お店では、この指定された誕生日で、ホストさんのことをお祝いするのよ。
では、なんで「ホス誕」が存在するかと云うと、本当の誕生日がクリスマスとかイベント行事日と重なると、そちらを優先されたり、イベントと纏められたりしたらイベント行事が一つ潰れて勿体ないからってのが一つ。それから、サイトなどのプロフィールに誕生日なども掲載されていると思うけど、家族や知り合いがサイトを見てしまった時に、「本人とは別人ですよ、誕生日も違うし」とささやかな言い訳をしたい抵抗的要素があるのと、2月8月のような閑散期に誕生日を設定することで、売上集客のバランスを取りたいって処が大きな理由かしらね。
そして、本当の誕生日が「ホン誕」ね。こちらは、プライベートな方達とお祝いをしたり、誕生日まで仕事をしたくないってホストは休んでリフレッシュをしたりするわね。
お客様だからこそ、誕生日をお祝いしたいって気持ちがあるのだろうけど、ホストにしてみたら仕事の一環だから、逆に本当の誕生日くらいはプライベートを優先させてって処なの。
でも、ホストを極めだすとホン誕は、極太客にお祝いして貰うようになるわね。
お客様にしても担当ホストの本当の誕生日をお祝い出来て、他の一般客と差別化できるのはステータスだからね。
そして、偽ホン誕ってのがあって、嘘のホン誕ね。極太客が複数いる時は、嘘の本当の誕生日を設定しておいて、誕生日をずらして総かっぱぎを狙うってわけ。
で、更に欲の皮がつっぱると、「祥月命日」と「誕生日マンスリー」がはじまるの。
これは、ホストが開き直って堂々と引っ張ろうとする形ね。
祥月命日(しょうつきめいにち)は、毎月自分の誕生日と同じ日に、祥月命日としてお祝いをして貰うことで、誕生日マンスリーは、誕生日のある月を月間でお祝いして貰うことね。
その他、誕生日の他にもホストがホストを始めた周年と云うお祝いもあるわね。