禁忌である他店のデリヘル嬢をスカウトして逮捕

シルエット 男性客向け風俗

2021年2月に、愛知県名古屋市錦にあるデリヘル店のデリヘル嬢を岐阜市の男性が引き抜き行為を行ったとして、報復手段にでたデリヘル店の経営者達が逮捕されたニュースが御座いました。業界のタブーを行うと双方不幸になるから困ったものですね。

引き抜き行為は重大な禁忌

水商売・風俗業界では、引き抜き行為は重大な禁忌なのよ。去年新宿歌舞伎町でスカウト狩り事件で大変なことになっていたのに、まったく懲りないわね。
でも、今回は当事者同士で、ごちゃついただけだから、平和な方だと思うわ。
色々な処と、絡んでいたり交流のある処だと、芳しくない処が出てきたりすると手間だものね。

これは、引き抜き行為をする方も悪いと思うから、同情は出来ないと思うけど、引き抜き行為はご法度だってことを、もっと広く世間に認知して貰わないといけないわね。
運営管理業者の総てが、大人しくて辛抱強いとは限らないからね。
イケイケどんどんな業者だったら、派手な行動に出る処もあるだろうし、知的な処なら何か策略を講じてくる可能性だってある訳でしょう。
そもそも、デリヘルとか女性用風俗とかの経営者は、反社会的勢力や広域指定暴力団、日本国籍ではない不当に日本に住み付いている人達の経営が多いからね。
トラブルにもなりやすいと思うわ。

風俗や水商売を始める人は必須要項

最近は、業界のお作法を知らない素人さんや、マナーを知らない無法者が風俗や水商売業界に参入して、痛ましい事件に発展しているけど、お作法やルールはキチンと勉強するべきよ。

基本的に、引き抜き行為はNG

引き抜きをする際は、移籍金ってのを用意しなきゃならないの。その移籍金を嬢に渡すのは勿論だけど、その同額の金額をその嬢の所属する店舗にも渡すの。要は店と嬢に渡すから2倍必要ってことね。

この渡す金額を「祝い引き」と云って、昔、吉原遊郭とかで花魁が花魁を辞める時に、見受けとして旦那様が引き取った時の習わしね。因みに「水揚げ」は、イントネーション的には「ミズアゲ」で、風俗から足を洗うイメージがあって勘違いしている人も多いけど、こっちは風俗を始める時の言葉ね。

辞める時は、「祝い引き(イワイビキ)」、それで、一旦足を洗って他店に移籍するのを「お住み替え(オスミカエ)」っていうのだけど、その儀式の引き出物として、移籍料を渡すのがお作法ね。

金額的には、人気のないダメダメ嬢で10~30、ある程度一般的な嬢で300程度、それ以上だと先ず認めないと思うけど、桁が違ってくるのではないかしら。

従業員もだけど、基本はお客様も持って行ってはダメなのよ

昔ながらのお作法でいえば、ホストとかが他店に移籍する場合は、ホストの指名客は全部おいていくのが決まりだった時期もあるわね。

移転先の店舗名は教えないし、例え移籍先の店にお客様が探し当てて来ても、ご指名を断るってくらいの徹底ぶりがされていた時期もあったわ。
今の時代は、「お客様はお客様個々の勝手」という認識だから、ホストについて移籍先に流れても文句も言えないのが現状なんだけどね。

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