男性同性愛者に向けて営業されているゲイバーですが、独特の口調や営業手法から多くの人に人気の業種の一つと云えます。当然、出張ホストやレンタル彼氏のご指名デートコースの定番になっていますが、女性の方にとって行ってみたいけど行き方がわからないという悩みが存在します。
インターネットでホームページを確認する
ゲイバーは新宿2丁目に限らず、全国規模で大きな市町村には各所に存在します。ただ、その中でも様々なタイプに分かれたり、クオリティの差などもあります。
先ずクリアしなければならないのが、女性が入れる店舗か否かです。観光バーやニューハーフの店舗などは普通に入れるケースが多いですが、本格的なゲイ向けのゲイバーだと女性の入店を断れる店舗もあります。ですので、最初の1発目は、インターネットでホームページを検索して女性入店が可能かダメかを確認すると良いでしょう。日や曜日によって可能な店舗もあり、「MIX」等の表記があると入店可能なケースが多いです。ただ、事前に電話で確認すると良いでしょう。
童話の「わらしべ長者」の方法で、好みの店を探すのがBEST
ゲイバーに種類や年齢層、形式などが様々にあり、最初からフィットする店舗に当たることは難しいと云えるでしょう。ですので、童話にある「わらしべ長者」の方法でゲイバーを開拓していくのがBESTです。
つまり、ゲイバーの店員(ミセ子・女中)にお勧めの他店を聞いて、そこを紹介して貰い渡り歩く方法です。これを「檀家周り」と云います。一般的には「他店の話をするのは失礼なのでは」と考えられがちですが、そんなことはありません。紹介して貰って店員に、その店に電話をして貰い「これから、新しい客が行くから宜しく」と云って貰うのが、先方の店舗でもムゲに扱われにくくなるので、最良の方法と云えるでしょう。
また、店員に、どういったゲイバーを望むのかと云うリクエストを伝えておけば、よりハズレを引く可能性は減ります。因みにテレビのアニメやバラエティー番組に登場するような、ヲ姐さんのいる店を希望する場合は
昔ながらの昭和の濃いヲンナのいる店
をリクエストしましょう。ゲイ全部がテレビやバラエティー番組に出ているような感じではなく、普通に普通の男性もいますし、寧ろ普通の感じの方が主流です。トーク術がお上手で、毒を醸すことが出来るヲンナは絶滅危惧種と云われていて、現状では数が少ないので、何でもアタリと云う訳ではありません。
初回では最初から1杯店員に飲ませる方が弾む
ゲイバーでの飲み方も人それぞれですが、最初から飛ばしてテレビのアニメやバラエティー番組のような接客を希望する場合は、冒頭一発目からビールかショットを店員に飲ませるのが良いでしょう。
会話が弾んで打ち解けてからとか、自己紹介が済んでからのパターンが多くみられますが、冒頭から飲ませた方が食いつきは良いですし、毒舌が通用しやすくなります。
店の扉を開けた時に「すみません、○○店の××さんの紹介で・・・」と云うより「来てやったわよ」の方が食いつきが良いですし、「乾杯させて頂いて宜しいですか」と聞かれて了承するより、
酒場のミセ子が酒も飲まずに何をしようと云うんだい。
下の口を動かすばかりじゃなく、上の口でお金を稼ぎな。
と云った方が、のっけから飛ばしてくるので、余計な杓子定規な時間の短縮に役立ちます。
ただし、紹介もなく、飲ませもしない素面の状態でやると、いくらゲイバーの店員でもドン引きしますので、前準備が必要と云えるでしょう。また、店そのものが堅くて毒が通用しない店もありますので、気を付けましょう。