出張ホストには特有の作法やマナーや常識がある

ハンサム 出張ホスト・レンタル彼氏

出張ホストやレンタル彼氏、女性用風俗には、一般社会とは少し異なるマナーや、エチケット、お作法などが存在します。出張ホストやレンタル彼氏、女性用風俗を始めたばかりの頃は少し戸惑うこともあるかと思いますが、これは定石ですので馴れていくしかありません。

出張ホストやレンタル彼氏は必ず「さん」付けで呼ぶ

一般社会では、得意先の会社の方とお話をする時、自分の会社の社員を呼ぶ時は、名前を呼び捨てにします。これは例え上司であっても、呼び捨てにするのが常識です。

しかし、出張ホストやレンタル彼氏、女性用風俗の場合は必ず「さん」を付けて呼びます。
それが新人ホストでもランキング順位が低いホストに対しても必ず「さん」を付けます。
これは、社長や代表などの管理職やオーナー、ナンバーホストであっても、総てのホストに対して「さん」を付けなければなりません。

なぜなら、ホストはホスト単体と云う認識ではなく、ホストの後ろにお客様各位が座しておられるから、お客様に頭を垂れると云う意味合いも含めて「さん」を付けるのです。
つまり、ホストやレン彼は、お客様と一心同体の立場であるということなのです。

ですから、内勤がホストやレン彼に注意指導を行う場合も、命令口調ではなく上奏してお願いするという形になります。

例えば、ホストがお客様への連絡が遅れている場合、普通の認識だと

「お客様が、連絡が欲しいと云っているから、早急に連絡をしろ」

と云う命令口調になると思われがちですが、正しくは

「ホスト名さんには、益々のご健勝とお慶び申し上げます。さて、お客様が、ホスト名さんよりご連絡が欲しいと申されておられます。ホスト名さんにはご多忙のことと拝察申し上げますが、お客様もホスト名さんとのひと時は、宝石の山に等しきことなれば、何卒、広く御威光をお示し頂けますよう、お願い申し上げます。」

と云うような感じになります。
これは、ランキングが高いホストになればなるほど、扱いがより丁寧になってきます。

因みに、お客様に対しては、総称で顧客を差す場合は「お客様」、お客様個人を差す場合は「さん」を付けてお呼びします。
本来であれば「様」を付けるべきなのですが、街中で「様」付けでお呼びすると、逆に周囲の人から怪訝がられると云う処から「さん」としてお呼びするのです。

「頑張れ」、「ご苦労様」は禁止ワード

出張ホストやレンタル彼氏、女性用風俗にも使用してはいけない禁止ワードがあります。
通常、女性の方が気にする言葉は全般的に禁止ワードなのですが、他にも

「頑張れ」は、鬱病を患っている方には、過度のストレスを与えるので禁止。
これは、「ご精進頂く」「励まれる」と云う言葉になります。

「ご苦労様」は、目上の者が目下の者をねぎらう言葉なのでこれも禁止です。
こちらは「お疲れさまです」の一択です。
因みに、広域指定暴力団はこれの逆で必ず「ご苦労様」と云う言葉を使用します。

また、大人の事情で口に出してはいけない話題は「あなかしこ」となり、それ以上追及するなと云うことです。
また、お話をしてはいけない方に対しては、「尊き」と呼んで、そこで打ち切ります。

ホストやレン彼が事故等で亡くなった時の冠婚葬祭

ホストやレン彼が急遽、逝去された場合は、ご親族が行われるご葬儀には基本的に出席はしません。
別建てで、レンタルの部屋を借りて簡易の祭壇を作って、そちらでホストやレン彼、お客様などが参列して喪にふくします。
集まった、お香典は銀行振込か、内勤がホストさんのご実家に纏めてお届けをします。
その際も、ホストやレン彼とは名乗らずに、一般企業の呼称を用います。

因みに、簡易の祭壇を作って行う場合、香典は総てご親族にお渡ししますが、シャンパンなどを開けた場合は店の売上になります。
また、ご自宅にご郵送すると憚れる遺留品がある場合は、遺物として参列された方にお配りするのが習わしとされています。

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