サーストンの三原則のウチ2つはホスト業界でも

美青年 出張ホスト・レンタル彼氏

手品、マジックの世界ではバイブル的な諺に、サーストンの3原則と云うものがあります。これは、マジシャンがマジックを行う上で、基本となる戒めを3つ現したものなのですが、このうち2つは出張ホストやレンタル彼氏にも当てはまるので覚えておくと良いでしょう。

ホスト業界には適応しない「予め起こる現象を説明しない」

まず最初に、出張ホストやレンタル彼氏業界全般に適応しないのが「予め起こる現象を説明してはならない」です。
手品やマジックの場合は、意表をついた驚きや、解明できない謎をエンターテインメントショーとしてお客様に提供するものですから、お客様に、これから何が起こるか説明しては、意表や驚きが欠如して、エンターテインメントショーとして成り立ちません。

しかし出張ホストやレンタル彼氏は、そもそもが意表や驚きをお客様にご提供する業種ではありませんから、サプライズを行う必要性は全くないのです。
寧ろ、女性の方の心理は、何か目標や予定をたてて、目標や予定に向けて準備をする工程を楽しむという心理が働いています。
小学校などの遠足が解りやすい例で、遠足迄の準備期間が一番楽しく、遠足当日になったら、あっと云う間に終わったという感覚が当てはまります。
また、遠足ですから、お洒落な服装では動きずらいですし、革靴などでは靴擦れを起こしますよね。
ですから、「遠足」とわかっていれば、動きやすい服装で来ますし、靴もスニーカーなどの靴擦れのしない靴を選ぶと思います。
これと、同じ考え方がお客様の心理です。
女性の方に、サプライズはトラブルになりやすいキッカケとなりますので、何事も事前に相談してお客様とご一緒に計画を進めるように心掛けましょう。

同じテクニックを何度も使用してはいけない

サーストンの「同じマジックを繰り返してはならない」は、出張ホストやレンタル彼氏業界にも当てはまります。
つまり、ホストとして同じテクニックを何度も繰り返すのは、NGです。
単純に飽きられてしまいますし、手口が読まれますので内心、醒め切った感情を抱いてしまいます。
また、バリエーションが乏しいと判断されて、底の浅いホストと思われてしまいます。

これは、ホストとしてのテクニックに限らず、会話のネタや服装のセンスや持ち物に至るまで、お客様はチェックしていますので、時折変化や新しい発見が出来るように、日々の努力が必要になります。

一番重要なタネ明かしをしてはならない

これが一番重要なポイントですが、絶対に「タネ明かしをしてはならない」です。
これは、肝に命じて心得ておきましょう。
例え、ベタベタで誰もが知っているようなことでも口にしてはいけません。

問題は、ホストの口からタネがばらされることがダメなのです。
勿論、他のお客様のお話や、所属サイトで見聞きしたことも一切口にしてはいけません。
ホストの個人情報なども教えない方が良いでしょう。
お客様が恋い焦がれているのは源氏名であるホストであって、本名である個人ではないのです。

お客様もタネは知っていながらも、上手に騙されていたいと思っていることを忘れないようにしましょう。
冷静になるまでもなく、お客様も理解はされているのです。
そして、それは理解や騙されたという次元の問題ではなく、ホストやレン彼と甘いひと時を堪能したいという演出を楽しんでおられるのですから、現実に引き戻してはエンターテインメントショーが成り立たないのです。

騙してお金を巻き上げているのではない

新人のホストや堅物のホストは、騙してお客様にお金を遣わせてしまっている詐欺行為だと自責の念に捉われる方がいらっしゃいますが、そのような自責の念を抱く必要はありません。

どうしても自責の念にかられてしまうのであれば、ホストやレン彼と云う、舞台演出をお客様に楽しんで頂いている、公演の代金を思うようにしましょう。

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