女性の方とショッピングなどに出かけると、二つの洋服を提示して「どちらが良い」と聞いてくる場面は、出張ホストやレンタル彼氏に限らず、様々な場面でも頻繁に見受けられます。これは相手の意見を聞いて判断を下そうと云う意味合いのものでは無いことを理解しましょう。
他人の意見を聞いて参考にする訳ではない
女性が複数のモノを提示して、その中から相手に選ばせる行為は、決して相手の意見を参考にして選択肢の中から、人気の高いものを選ぼうと思っている訳ではありません。
女性の頭の中では、既に自分自身ではどちらを選ぶか決定しているパターンが殆どです。
女性の心理には共同認識と云うものがあり、自分と同じ考え方や思考を相手に求める風潮があり、特に身近な存在で好意を持つ人間に対しては、その心理が強く出て来てしまうのです。
ですから、女性に個人的なものに対して「どちらが良い」と云う質問をされた場合、その女性は貴方に好意を持っていて、意見や考え方、思考に至るまで安心と信頼に至るものか試しているのです。
但し、それ程近しい関係ではなく、選択肢を求めてくる場合がありますが、これは職務上であったり、礼儀やマナー、エチケットと云う認識であったり、社交辞令の場合であったり、多数決の選択であったりする場合もありますので、何でも選択肢を聞かれたというものではありません。
出張ホストやレンタル彼氏は選択肢の回答を間違えられない
出張ホストやレンタル彼氏においては、お客様とショッピングデート等に出かけられた際に、この手の質問をされた場合、間違えた回答を出すことはお客様が醒める要因の一つになる為、絶対に間違えた選択を選ぶことは出来ません。
また、一番最悪の回答は、「どちらでも良い」、「どちらも良い」で、これは選択と云う回答から逃げている、お客様に対する真剣な取り組みの姿勢がないと判断されます。
更に、お客様の中には、二つの選択肢を提示しておきながら「両方はずれ」と云う意地悪な場合も考えられます。
ですから、普段からお客様の行動や趣味趣向を良く観察して、お客様について良く知っておくことが重要です。
その上で、お客様から選択肢の質問をされた時に、それぞれの選択をチョイスしたポイントや、着目する点を聞いてみるのが良いでしょう。
質問をされた時に、質問内容の話題から話がそれないのであれば即答で答えなくて大丈夫です。
逆にお客様は、「このホストやレン彼は、本気で私の問いかけに真剣に考えてくれている」と感じられる方が多いでしょう。
こうして、お客様が選択されたものについての意見や感想、ポイントを述べられたものを考慮して、内容に熱が入っていた方を選ぶと、ほぼ間違いはないでしょう。
説明の中にお客様が褒めて貰いたいポイントが含まれている
複数のモノについて、お客様のご意見や感想を伺うにあたり、いずれの場合にもお客様の求める要素が含まれているケースがあります。
明らかにハズレを持ってきた場合を除いて、どちらかに決めてはいるのだがひっかかる要素がある場合は、プラスのポジティブな側面で、お客様に絡めて褒めて差し上げるとお客様の評価は高くなるでしょう。
どちらも「可愛い」とワードが出て来たら、お客様はご自身にあった可愛らしさを求めており、よりご自身が引き立つと思う方に熱が入られます。ですので、「どちらを選んでも、元々のお客様自体が着こなしがお上手だからどちらでも可愛らしさは引き立つと思いますが、やはりこちらの方が、よりお好みに召しているでしょうし、愛着もわくのではないでしょうか」と云った風に、間違った方を選んでも保険はかかるようにしつつ、お客様自体を持ち上げて、お客様の感情に沿ったと思われる方を提示すると失敗は少ないかと思われます。
